社会人3年以内で公務員になるには?第二新卒、転職の公務員
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社会人になってみたものの、仕事が辛くて会社を辞めたい。
では辞めてどうするか。
その選択肢に公務員があります。
実際、社会人を3年以内に辞め、公務員になるという選択をする人も多くいます。
では、社会人1年目、2年目、3年目の人が公務員になるにはどうすればいいでしょうか。
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公務員になるには?
社会人1年目~3年目の第二新卒者が公務員になるにはどうすればいいでしょうか。
まず、公務員になるには①一般枠での受験、②経験者採用での受験があります。
一般枠での受験
一般枠での受験とは、高校生、大学生と同様の試験を受けるというものです。
毎年1回ある公務員試験に向けて勉強し、受かることができれば4月から新卒者と同様に働くという形になります。
公務員と言っても、国家公務員、地方公務員があり、職種も様々です。
それらの公務員全てに年齢制限があります。
しかし、社会人1年目から3年目の第二新卒者であれば、まず引っかかることはありませんので心配はいりません。
例えば、国家公務員総合職であれば29歳、地方公務員は各地方で異なりますがおよそ30歳となっています。
公務員試験の内容は、
- 教養試験
- 専門試験
- 論文試験
- 面接試験
があります。
勉強しなければならない科目が多く、勉強範囲はかなり多い為、社会人として働きながら独学で勉強続けることは非常に大変です。
いかに娯楽を抑え勉強時間をとり、いかに集中して取り組むことができるかが大事になってきます。
場合によっては、公務員予備校などに通う必要もでてくるでしょう。
社会人1年目ならまだしも3年目ともなると、学生時代に学んだ一般教養はすっかりなくなっているでしょうから、かなり気合いれる必要があります。
経験者採用枠での受験
公務員になる為のもう一つの方法として、経験者採用枠での受験があります。
民間の転職活動におけるキャリア採用のようなものにあたります。
一般枠での公務員試験に比べると、試験の範囲は狭いです。
しかち、経験者採用枠は経験年数にしばりがあり、多くの場合5年以上の社会人経験を必要としている場合が多いです。
ですから、社会人1年目から3年目の第二新卒者が公務員に転職しようと考えた場合には、一般枠での採用を選ぶしかありません。
公務員へ転職することのメリット、デメリット
第二新卒として、公務員に転職することにはメリットもデメリットもあります。
新卒者と同等の扱い
例え社会人として2年働いてきたとしても、公務員になった1年目の時には学校を卒業したばかりの人と同等の待遇となります。
その為、同年齢で公務員になった人に比べるともちろん給料は低くなってしまいます。
第二新卒として、民間の会社に転職した場合であれば、経験2年程度でもその経験を加味され、新卒社員よりも給料が高い場合もあります。
もし社会人3年目に転職すると、転職したことで給料は下がってしまうということも大いにあり得ます。
安定、高収入
新卒社員と同等になるとは言え、それでも公務員は安定しており、かつ世間一般の収入よりも高収入です。
東洋経済ONLINE「公務員年収ランキング」トップ500によれば、
地方公務員の年収は、1位の東京都で736万円、最下位の鳥取県でも624万円となっています。
日本のサラリーマンの平均年収は、正規雇用者、いわゆる正社員に限った場合でも477万円となっており、
公務員が高収入であることがわかります。
ただ、若いうちは給料はかなり低いみたいですが。
参考:国税庁「民間給与実態調査」
世間の目は厳しい
公務員が問題を起こすとニュースになります。
世間からの目は、民間で働く人に比べるとずっと厳しいです。
決して仕事自体は楽でないにも関わらず、楽してお金を貰っているというイメージがあり、冷たい目で見られることもあるかもしれません。
公務員に絞るのではなく、広い視野を
社会人1年目から3年目の第二新卒者は特に、会社が辛いとなった時、安易に公務員という選択肢を選ぶ人が多いです。
特に公務員に対して、仕事が楽、ストレスが少ないと思っている人が多い為でしょうか。
しかし、現実はそんなには甘くなく、仕事内容によりますが、仕事は厳しく残業もかなりやっていることも多いです。
決して楽ではありません。
ですから、安易に公務員という選択肢を選ぶのではなく、公務員の仕事をしっかり理解すること、そして民間への転職も視野にいれて転職活動を進める必要があります。
イメージだけで公務員を選ぶのではなく、自分がどうなりたいか、何をしたいのかということをしっかり考え選択しましょう。
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