社会人2年目で会社を辞めたい、転職したいと思ったら
スポンサーリンク
新卒で入社してとりあえず1年は頑張って働いたけれど、社会人2年目に限界が来て会社を辞めたい、転職したいと思っている人も多いはず。
実際に社会人2年目に会社を辞めて転職する人は相当数います。
おすすめ;第二新卒におすすめの転職サイト
社会人2年目に会社を辞める人
社会人2年目に会社を辞める人はそれなりにいます。
社会人2年目に会社を辞める人は1割程度
新卒で入社後2年以内に退職した人は以下の通りになっています。
- 中学卒・・・55.8%
- 高校卒・・・31.8%
- 短大卒・・・30.8%
- 大学卒・・・22.8%
このうち、入社1年以内に退職した人は
- 中学卒・・・43.7%
- 高校卒・・・19.4%
- 短大卒・・・18.1%
- 大学卒・・・12.2%
となっています。
すなわち、社会人2年目に退職した人は入社2年以内で辞めた人から入社1年以内に退職した人を引いて、
- 中学卒・・・12.1%
- 高校卒・・・12.4%
- 短大卒・・・12.7%
- 大学卒・・・10.6%
となります。
およそ1割の人が社会人2年目に会社を辞めているのです。
おもしろいのは、どの学歴でもおよそ1割であるということ。
離職率は中学卒が最も高く、学歴が高くなるにつれて低くなっていきますが、入社2年目に限ると、ほぼ変わらないという結果になっているのです。
入社1年目は学歴に差はあっても、2年目以降はどの学歴でも同じくらい辞めてしまうのです。
1割を多いと思いますか?少ないと思いますか?
私は多いと思います。会社にとっても1年以内に1割の人が辞めるということは大変なことでしょう。
参考:厚生労働省、新規学卒者の離職状況に関する資料一覧
関連:新入社員の3年以内離職率。第二新卒で転職する人はこんなに多い。
会社を辞めたいと思っている人は多い
上記の通り、1割程度の人が新卒入社2年目に会社を辞めます。
ただ、この人数は実際に会社を辞めるという行動を起こした人です。
一方で、会社を辞めたいと思っていながらも、我慢して辞めずに働いている人も多いです。
ですから、会社を辞めるにしろ、辞めないにしろ会社を辞めたいと思っている人は相当な人数になるでしょう。
もしあなたが社会人2年目で仕事が面白くない、会社に行くのが辛いといった理由で会社を辞め転職したいと思っていても、それは少数派ではありません。
会社を辞めたいということは、思っていても周囲に話す人は少ないです。
その為、自分だけと思ってしまい、自分を責めてしまう人もいます。
ただ、全く自分だけではなく、むしろ周りも思っていることで普通のことだということを知っておきましょう。
転職するのが正解か、辞めないのが正解か
会社を辞めたいと思った時、転職するのが正解か、それとも辞めないのが正解か悩む人が多いでしょう。
しかし、こればかりは人それぞれです。
それぞれで判断する必要があります。
決めつけをしてはいけない
転職するか、それとも辞めずに働き続けるかを考える時、決めつけをしてはいけません。
例えば、3年以上は働かないと転職することが難しいからとりあえず我慢するという決めつけ。
実際は第二新卒という形で、普通に転職することもできるにも関わらず、間違った知識と決めつけにより、考える前に選択肢をなくしてしまいます。
一方で逆もしかりです。転職すれば幸せになることができる。今の会社よりはましになると決めつけてしまうことはだめです。
隣の芝生は青く見えるものです。転職後に前の会社のほうが良かったと思うことも良くあることです。
第二新卒での転職を知る
新卒入社3年以内に会社を辞めた人は第二新卒となります。
ですから、社会人2年目に会社を辞めた場合には、この第二新卒として転職することになります。
この第二新卒ですが、かなり需要があります。
というのも、上記で紹介したように、新卒入社3年以内の離職率は非常に高く、会社内に若手が減ってしまっているのです。
その為、辞めた人の補填の為に、第二新卒者を積極的に採用しています。
誰もが知っている大手企業も第二新卒の採用を行っています。
辞めるか辞めないかを判断する時に、辞めた後に転職することも考えなければしっかりと決めることはできません。
ですから、第二新卒としての転職についてしっかり理解しなくてはなりません。
辞めたい理由は?
なぜ会社を辞めたいのか。勢いで辞めるのではなく、しっかり考えてください。
人間関係が上手く行かない、残業が多い、仕事が面白くない、上司が嫌い。
自分に嘘をつかず、どんな理由でも恥ずかしいと思わず、本当に辞める理由を考えましょう。
そして、そのことを回避する方法を考えてみてください。
例えば、仕事が面白くないという理由であれば、転職して仕事を変えるというのが一つの選択肢になりますね。
しかし、それだけでなく部署を移動するという可能性もあります。
また、仕事を覚えることでもっと仕事を任せられることによって回避できる可能性もあります。
もう一つ、上司が嫌いという理由であればどうでしょう。
こちらも、部署を異動することで回避可能です。
もしくは数年が我慢することで回避可能とも言えます。上司は変わるものですから。
どんな回避の手段があるか、回避の為にはどれだけ時間がかかるか等を考えた上で、転職することがベストな選択であれば転職すればいいのです。
転職のリスクを知る
やはり、転職にはリスクがあります。
年収が下がる、自分のやりたい仕事に受からないというのは、会社に行きながら転職活動を進め、受かったら辞めるという形をとれば問題ありません。
お金の面でも辞めずに転職活動を行うことで問題はなくなります。
しかし、転職活動では見えていなかった部分が実際に転職して働きだしたことで見えてくるということもあります。
その為、転職後に前の会社のほうが良かっただとか、入ってみたらとんでもないブラック企業だったなんてこともあるかもしれません。
転職にはそういったリスクがあるのです。
もちろん、しっかり企業研究、自己分析を行うことでリスクはかなり抑えることはできます。
結論はどちらも正解
転職することも、会社を辞めずに頑張ることも、しっかり考えて判断したのであれば、だした答えは正解です。
あなたがベストだと思った選択がベストです。
転職したいのであれば、転職してしまえばいいのです。
辞める踏ん切りがつかない、今抱えている不満がしばらくしたら解消される可能性がある。
こういった理由で辞めないということを選んだのならまたそれも正解です。
社会人2年目であれば、もしまた転職したいと思った時に転職すればいいのです。
現在、企業の若手人材不足による第二新卒者の需要増加はとても顕著になっており、転職するには絶好のタイミングであるといえます。
まずは転職サイトに登録して転職活動のスタートを切ってください。
第二新卒者が転職する場合に使う転職サイトとしてはMIIDAS、転職エージェントとしてはdoda、ハタラクティブとリクルートエージェントがおすすめです。
MIIDASはオファー型の転職サイト。自分から求人を探すのではなく、質問に答えるだけでオファーを貰うことができるという形になっています。
登録するとまずは自分の経歴から平均的な年収相場を見ることができるというところも面白い点。
もっと良い転職が本来はできるはずなのに、その目測を誤って自ら市場価値を下げた転職をすることを防いでくれます。
貰えるオファーには大手企業も多く、しかもオファーを貰った時点で書類選考なしの面接確約。当然最初から受けるよる内定率は高くなります。
◆公式:MIIDAS◆
dodaは国内最大手の転職エージェントサービス。
幅広い年齢層を対象としていますが、近年の第二新卒需要の高さからかなり20代に力を入れるようになっています。
転職エージェントは未経験者にはきついと勘違いしている人もいるようですがそんなことはありません。
転職エージェントは非公開求人の紹介から書類選考や面接サポートなどを無料で行ってくれるので、一つは使うようにしてください。
なおdodaでは転職エージェントだけではなく自分で求人を検索したりスカウト機能で応募することも可能です。
一つのサイトで転職サイトとしても転職エージェントとしても使えるのでかなりお勧めです。
◆公式:doda◆
ハタラクティブ は第二新卒や既卒などを対象とした20代の転職に強みをもっているので転職エージェントです。
未経験業界に転職したいといういうな人は特に向いているかと思います。
最近はこのような20代向けの転職サービスがとても増えていますが、その中で実績、知名度も高いです。
◆公式:ハタラクティブ◆
リクルートエージェントでは転職活動に関する直接的なサポートだけではなく、希望すればキャリアの相談といったことも行ってくれるので、気軽に利用してみるのもいいですよ。
最近は第二新卒転職にかなり力を入れていますから、ぜひ使ってみてください。
◆公式:リクルートエージェント◆
スポンサーリンク
スポンサーリンク