新入社員が辞めたいと思う時期や我慢すべきではない理由
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入社3年以内の離職率が非常に高いというのは、よくニュースでも取り上げられており、聞いたことがある人も多いでしょう。
高卒で5割、大卒で3割の人が3年以内に最初に入社した会社を辞めます。
ただ、これはあくまで実際に辞めた人の割合。
潜在的に思っている人の数は、相当いることが考えられます。
新入社員が仕事を辞めたいと思う時期
入社1ヶ月以内
新入社員がまず最初に辞めたいと思うのが、入社1ヶ月以内。
長く社会人をしてきた人にとっては、入社1ヶ月で転職なんてとんでもない、入社1ヶ月ではまだ何もわかっていないと思ってしまうかもしれませんが、それは社会人生活に慣れたからそう思うのでしょう。
新入社員にとっては、それまでの生活が一変してしまうことや、仕事が理想と全然違うことに気づいてしまうことに多大な苦痛、ストレスを感じる場合があり、辞めたいと思う人が多いです。
入社3ヶ月から半年
新入社員で一番辞めたいと思う人が多い時期が入社3ヶ月から半年程度の頃。
全体研修が終わり各部署に配属されるが、配属先が希望とは全然違うところで辞めたいと思う人もいますし、
職場で3ヶ月働いてみて、雰囲気や風土、仕事内容、人間関係がわかってきて、不満を感じている人も多いです。
入社1年
入社して1年というのは一つの区切り。
とりあえず1年は頑張ったから、そろそろ辞めたいと考える人も多いです。
第二新卒の転職では4月入社をターゲットに求人が増えるので、このタイミングで辞める人も少なくありません。
多くの人は行動に移せない
仕事を辞める人が非常に多いと感じるかもしれませんが、行動に移せる人のほうが少ないです。
実際は、もっともっと多くの人が会社を辞めたいと思っていますが、行動に移せずにいます。
働いて間もないのに会社を辞めることに対して、ネガティブなイメージをもっており、盲目的に「とりあえず3年」ということに従ってしまっている人が多いです。
辞めたいと思ったら仕事を辞めるというのが必ずしも正しいわけではありません。
ただ、仕事を辞めたほうが良い人も多いです。
辞めるかどうかは、勢いで決めるものではないし、イメージに従うものでもありません。
冷静かつ客観的に、自分は辞めるべきかどうかを決めなくてはなりません。
必ずしも我慢すべきではない
嫌なことであっても我慢して働くことが正しい。嫌なことでも我慢して働いていれば考えが変わってくる。
なんか、そういう考え方が浸透していますよね。
もちろん、その場合もあります。
でも絶対ではありません。
さっさと辞めとけば良かったと思う人も非常にたくさんいるのです。
現実と将来を考える
あなたがまずしなければ行けないのが、冷静に、客観的に自分の現実と将来を考えてみることです。
現実については、自分はどんな仕事をしたいのか、自分の能力は何なのか。今の会社の何が不満なのか。ということを考えてみてください。
特に客観的になることが大切です。
若い人ほど、自分の能力を過信してしまいがちです。
また将来についても考えてみましょう。
将来自分はどうなりたいか。この会社に居続けたら将来どうなるのか。転職したら将来どうなるのか。
現実と将来を考えることで、本当に辞めるべきかが見えてきます。
我慢することによる後悔
盲目的に、とりあえず3年と考え、我慢して働き続けた結果、後悔してしまった例はいくらでもあります。
例えば、配属先が希望と全然違うところだったという人を例にあげてみましょう。
希望の部署に異動できることはほとんどないとわかってはいたが、とりあえず3年頑張ろうと働き続けました。
3年たったので転職しようとしても、経験者採用でとってくれるのは当然、前職の職種ばかり。
希望の職種は未経験者として応募することになり、第二新卒と同様の扱いに。
これならば、3年なんて頑張らずにさっさと転職すればよかった。
職種を変えたいと考えているのに、盲目的にとりあえず3年働いても、意味のあるものにはならない場合もあるんです。
悩み続ける苦悩
辞めたいと考えながら、自分の意見ではなく、世間の意見を重視し働き続けるのは非常に苦痛をともなうことです。
実際、仕事が嫌なのに、辞めるに辞められず、精神的に追い込まれてしまったという人も少なくありません。
そんな悩みながら働き続けても幸せになれるはずありませんよね。
時間の無駄
無理して働き続けることが、時間の無駄になってしまう場合もあります。
とりあえず3年と嫌々働いていても、人間成長なんてできません。
どうせ辞める気だしと思っていると、自然と手を抜いてしまうものです。
ただ、これって非常にもったいないんです。
入社後3年っているのは、特に成長できるタイミング。
それを無駄にすることは大きなリスクです。
自分のことは自分で決める
新入社員と言えども、もう社会人です。
自分のことくらい自分で決めましょう。
世間体がどうだとか、親がどうだとか、そんなことで自分の人生を決めていいわけありません。
自分にとって辞めることがベストと思えたら、辞めてしまえばいいんです。
思い切っても何とかなるものです。
まずは何がベストなのか考えてみて、さっさと転職活動を始めてみましょう。
現在、企業の若手人材不足による第二新卒者の需要増加はとても顕著になっており、転職するには絶好のタイミングであるといえます。
まずは転職サイトに登録して転職活動のスタートを切ってください。
第二新卒者が転職する場合に使う転職サイトとしてはMIIDAS、転職エージェントとしてはdoda、ハタラクティブとリクルートエージェントがおすすめです。
MIIDASはオファー型の転職サイト。自分から求人を探すのではなく、質問に答えるだけでオファーを貰うことができるという形になっています。
登録するとまずは自分の経歴から平均的な年収相場を見ることができるというところも面白い点。
もっと良い転職が本来はできるはずなのに、その目測を誤って自ら市場価値を下げた転職をすることを防いでくれます。
貰えるオファーには大手企業も多く、しかもオファーを貰った時点で書類選考なしの面接確約。当然最初から受けるよる内定率は高くなります。
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dodaは国内最大手の転職エージェントサービス。
幅広い年齢層を対象としていますが、近年の第二新卒需要の高さからかなり20代に力を入れるようになっています。
転職エージェントは未経験者にはきついと勘違いしている人もいるようですがそんなことはありません。
転職エージェントは非公開求人の紹介から書類選考や面接サポートなどを無料で行ってくれるので、一つは使うようにしてください。
なおdodaでは転職エージェントだけではなく自分で求人を検索したりスカウト機能で応募することも可能です。
一つのサイトで転職サイトとしても転職エージェントとしても使えるのでかなりお勧めです。
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ハタラクティブ は第二新卒や既卒などを対象とした20代の転職に強みをもっているので転職エージェントです。
未経験業界に転職したいといういうな人は特に向いているかと思います。
最近はこのような20代向けの転職サービスがとても増えていますが、その中で実績、知名度も高いです。
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リクルートエージェントでは転職活動に関する直接的なサポートだけではなく、希望すればキャリアの相談といったことも行ってくれるので、気軽に利用してみるのもいいですよ。
最近は第二新卒転職にかなり力を入れていますから、ぜひ使ってみてください。
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